
スタンドライトの居場所を作るラーウィーの家具
設置できる場所が決まっているペンダントやシーリングに比べ、置き場所に迷いがちなテーブルライトやフロアライト。
それゆえ、ご自宅のインテリアに取り入れるのに躊躇している方もいらっしゃるかもしれません。
デンマークのブランド、RAAWII(ラーウィー)の家具は、コンパクトでかわいらしい佇まいでスタンドの居場所をさりげなく作り出してくれます。

Tip of the Tongue × Thing
テーブルライト
×
Thing スツール
最初にご紹介するのはラーウィーのスツール、「Thing(シング)」。
海外ではキャンドルの文化があり、卓上のテーブル照明も自然に受け入れられています。ただ実際には、テーブル上に照明のコードが這っているのは邪魔なもの。
そこでお勧めなのがスツールをサイドテーブルとして、テーブルライトを載せて使う方法。軽量で手頃なシングはサイドテーブルの入門編として最適なアイテムです。
低い位置の光で
落ち着いた雰囲気を演出
FUN Shell ×
Thing

スツールをサイドテーブルとして使うのは上級者的な使い方。コンパクトなスペースを活用し、テーブルライトの明かりをちょうどいい高さに持ってこれます。
昼は太陽と同じ高い位置の光が自然ですが、日が暮れた後は薪火のように低い位置の光を灯すのが、ほっとする空間づくりのセオリー。同じ部屋でも、昼夜で別の居心地や雰囲気を作れることから、ワンルームのマンションでもおすすめの活用方法です。

Bellhop T × Thing
好きな場所に
追加のスペースを確保

シングはアルミ製で軽量。気軽に持ち運べます。今選択肢が増えてきているポータブルライトと合わせれば、電源がない場所へも気軽にプライベートなあかりを灯すこともできます。
もちろんシング単体でも、ベッドサイドのサイドテーブルや玄関ホールのディスプレイテーブルなどマルチに活躍します。

Bellhop F × Arba
フロアライト
×
Arba ラウンジチェア
最後にご紹介するのはラーウィーのラウンジチェア、「Arba(アルバ)」。
フロアライト定番の設置場所はソファーサイドですが、現在はスペースや予算の都合でソファを置かないご家庭も増えています。
そこでお勧めなのが、ラウンジチェアとの組み合わせ。読書や作業の明るさ確保に加え、インテリアのアクセントとなりリビングの雰囲気を高めます。
ラウンジチェアと
間接光で演出する
リラックス空間
Bellhop F ×
Arba

アルバはシンプルな設計の中にリラックスできる座り心地を備えたラウンジチェア。せっかくなら、部屋の光もリラックスできるものにしたいところ。同じデザイナーが手がけたフロア照明「Bellhop F(ベルホップフロア)」は、くつろぎの間接光を追求したデザインになっています。
人に直接向けられた光が人の目を覚ますのに対し、壁や天井に反射して届く間接光は、月明かりのように人をリラックスさせてくれます。ベルホップフロアの光は、柔らかに天井方向を照らし、心も身体も自然に休まる雰囲気を作ります。

使い慣れない照明も、その居場所となるアイテムとともに考えるとインテリアが作りやすくなります。ラーウィーの家具は手頃でコンパクトなので入門に最適です。
関連商品
関連記事

フランク・ロイド・ライト財団
訪問記
YAMAGIWAはライトの遺産を管理する「フランク・ロイド・ライト財団」全面監修の元、製品復刻を行っています。今回はアリゾナ州スコッツデールに位置するライトの代表建築「タリアセン・ウエスト」にある財団オフィスを尋ねました。