LUCCA ブラック H280mm

トスカーナの街道を照らす伝統の灯に着想したポータブルライト

イタリア語で「光」を意味するトスカーナ州の街、ルッカに着想を得たポータブルランプ「Lucca」。伝統的な照明のフォルムと、モダンな充電式照明という、対照的な存在を調和させるデザインは、数々の名作照明を生み出してきたデザインユニット「スペース・コペンハーゲン」によるもの。絵のように美しい海岸沿いの町や、趣ある街道を照らす光をモダン照明として表現しています。最大12時間点灯の内蔵バッテリーと、IP44の防水規格により、インドアでもアウトドアでも幅広いシーンに、柔らかな光を取り入れられる多目的なライトです。

バリエーション

トスカーナ地方の伝統的な景観から生まれたルッカには、濃い陰影を思わせるブラック、草原や木々を連想させるモス、そして街並みの中でも一際目を引く、赤い瓦屋根を想起させるマルーンという３色のバリエーションがあります。表面は粉体塗装により独特の質感を醸し出し、光を厳かに映し出します。

紀元前から続く街の、黄金の灯火

古くから城塞都市として重視されており、交易地として栄えたルッカには、今も16世紀の街並みが保存され、ロマネスク様式の建築や石畳の道には、伝統的なポール灯やウォールライトが残されています。Luccaのフォルムには悠久の時を超えて人々の暮らしを照らす、黄金の灯の姿が色濃く反映されています。

Space Copenhagen / スペースコペンハーゲン

スペースコペンハーゲンは、SigneBindslevHenriksen(シーネ・ビンスレウ・ヘンリクセン)とPeterBündgaardRutzou(ペーター・ブンゴー・ルツォー)により2005年に設立されたデザインユニットです。共にデンマーク王立芸術アカデミーで建築を学んだ２人は、卒業後輝かしいキャリアを積み独立。以来、ホテル・レストランから住宅まで幅広いインテリアデザインを行いながら、アート・インスタレーションやディレクションも手がけています。その特色は古典とモダン、産業と自然、装飾とミニマルのような対になる概念のバランスを、野心的に追求するアプローチにあります。２人のポートフォリオにはMater、&Traditionなど気鋭の北欧照明ブランドや他の、ニューヨークの５つ星ホテル11ハワードホテルを始めとした、世界的に称賛を集めるプロジェクトが並んでいます。