ダイニングテーブルに合わせたおしゃれなペンダントライトの選び方
みなさんはダイニングテーブルにどのような照明を選んでいますか? 素敵なダイニングを演出するためには、照明が欠かせません。照明といっても様々な種類や形状もあり、悩んでしまう方も多いと思います。
今回はその中でも、吊り下げ式の照明「ペンダントライト」に絞っておすすめのポイントを解説します。どんなポイントに気をつけて選べばいいのか、どんな種類があるのかも合わせて紹介していますので、お楽しみに。
Index
- 1.ダイニングテーブルにはペンダントライトがおすすめ
- 2.ダイニングテーブルを彩るペンダントライトの選び方
- 2-1 テーブルの大きさに応じて適切な数を選ぶ
- 2-2 演出したい雰囲気に合わせたチョイス
- ・万能タイプな「シンプルモダン」
- ・自然のぬくもりが感じられる「北欧テイスト」
- ・和室に以外でも活躍する「和風」ペンダント
- ・ラグジュアリーなイメージにしたいなら「シャンデリア」タイプ
- 2-3 高さは思い切って低めに設置するのがオススメ
- 3.まとめ
1.ダイニングテーブルにはペンダントライトがおすすめ
ダイニングは人が集まり、食卓を囲み団欒のひとときを過ごす場所です。同じく食事を楽しむレストランやカフェ、バーの照明でよくみかけるのがペンダントライトです。
ペンダントライトはシーリングライトのように部屋全体を照らすのではなく、空間に明暗のアクセントを作ります。食卓の上に提げることで、人がいる場所と周囲の空間は光で仕切られ、灯りのカーテンの中に落ち着ける、くつろぎの空間を生み出すのです。
2.ダイニングテーブルを彩るペンダントライトの選び方
続いては、ダイニングテーブルに合ったペンダントライトの選び方を紹介しましょう。
2-1.テーブルの大きさに応じて適切な数を選ぶ
シーリングライトのような全体照明と違い、ペンダントライトは照らせる範囲が限られています。ワット数にもよりますが、ダイニングテーブルの大きさによっては、複数のペンダントライトで照らすこともオススメの選択肢にあがります。また、ダイニングテーブルで何をしたいか、どれくらいの明るさがほしいかでも前後します。
ダイニングテーブルの中で、一人当たりの広さは大体60×40cm程度だといわれています。
対して、照明器具は大体40~60cm間隔で取り付けるとバランスが良くなりますので、
2人掛け(幅 60 cm)テーブル:1灯
4人掛け(幅120cm)テーブル:1~2灯
6人掛け(幅180cm)テーブル:2~5灯
※ 1灯あたり白熱球40~60W相当
が一つの目安になります。
照明としての機能はもちろん、一つのテーブルに複数のペンダントをかける場合、北欧のインテリアでよく見られるような多灯使いの楽しみも生まれます。引っ掛けシーリングが一つのみのお部屋でも、YAMAGIWAで取り扱いのある☞ダクトレール(EASY LINE)を使えば、電気工事不要で複数のペンダントランプを吊り下げることができます。
2-2.演出したい雰囲気に合わせたチョイス
デザインが豊富で選択の幅も広いペンダントライトは、吊るすダイニングテーブルの雰囲気に合わせて選びましょう。あらかじめどのようなテイストにしたいか考えておくことも大切です。
■ 万能タイプな「シンプルモダン」
モノトーンのモダンな照明は、様々なダイニングテーブルにマッチします。カラーがブラックに近いとクールに、アイボリーやブラウンだと落ち着いた雰囲気になるなど、ダイニングテーブルの醸し出す雰囲気を邪魔しません。ホワイトは中立的な雰囲気で、他の色に干渉しないため、周囲の色彩を鮮やかに見せる効果もあります。
■ 自然のぬくもりが感じられる「北欧テイスト」
独自の照明文化を持つ北欧では、ペンダントランプも多く用いられ、数々の名作ライトが存在します。そのテイストは色彩から素材まで様々ですが、天然素材を用いたシンプルなフォルムのライトを思いうかべる方も多いかもしれません。
自然のぬくもりが感じられる、ナチュラルな雰囲気のダイニングテーブルの上に、天然素材で作られた北欧のペンダントランプを吊るすと、独特の温かみが感じられる空間が演出できます。
■ 和室に以外でも活躍する「和風」ペンダント
和風のインテリアに合ったペンダントランプもあります。和紙や竹といった素材で作られたセードは、行灯など古来の日本の照明の雰囲気を残したまま、和モダンに代表する現在のインテリアにも対応できる照明です。
また、グラスファイバーとの複合材である巻糸で作られた、ペンダントライト、MAYUHANA(マユハナ)は、モダンな素材を用いながら、日本的な雰囲気を継承しています。二重、三重のシェードを透過した光は、幽玄な明かりをもたらし、和室からモダンな部屋まで広く使える照明として人気です。
■ ラグジュアリーなイメージにしたいなら「シャンデリア」タイプ
ダイニングを豪奢な雰囲気にしたいという方には、小さめのシャンデリアタイプのライトがおすすめです。YAMAGIWAではアール・ヌーヴォーの工芸アートの数々を思わせるような、クリスタルガラスをふんだんに使ったものから、現代的な解釈をされたものまでタイプもデザインも様々なものが揃います。どれも独自の存在感から、ダイニングシーンを華やかに演出してくれます。
2-3.高さは思い切って低めに設置するのがオススメ
シーリングライトに慣れていると、高い場所に吊るしたい、テーブルだけでなく周りも明るくしたいと思う方も多くいらっしゃいます。高さは用途に合わせて調節するのが良いですが、北欧のようにダイニングテーブルから60〜80cmの位置に吊るすスタイルがオススメです。これは必要な場所に必要な明かりを効率よく届ける北欧ならではの文化でもあり、ゆったりとくつろげる空間演出の工夫です。また低い位置のペンダントライトは眩しさを軽減し、手元はしっかり照らされ、ダイニングテーブルに並んだ料理をいっそう引き立たせます。
低く吊るされたペンダントライトは照明としてだけではなく、インテリアの一部としても存在感を発揮します。北欧の名作ペンダントのように、フォルムや質感を徹底的に追求したペンダントライトは、消灯時もオブジェのような佇まいがあり、日中と夜、それぞれの美しさでインテリアを演出してくれます。
3.まとめ
ダイニングは、インテリアスタイルを表現する重要なスポットの1つ。その雰囲気は、照明の組み合わせ次第でまったくといって良いほど変わってきます。中でも今回紹介したペンダントライトは、位置・質感・数の3つの要素に気をつけながらシーンにあったものを選ぶことで、ぐっとおしゃれな空間を演出できます。YAMAGIWA OnLineStoreでは、世界の名作ペンダントライトを豊富に取り揃えています。自分のライフスタイルに合わせて、より最適な組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。