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- PH2/1 H355mm
注意事項
※吹きガラスは職人によるハンドメイドで、一点として同じものはありません。気泡や風合い、色味など個体差を理由にした返品はお受けできませんのでご理解の上ご注文ください。
※「売り切れ」の表記がない場合も、一時的に品切れとなっている場合がございます。
※品切れの場合、お届けに4〜5ヶ月かかる場合がございます。予めご了承下さい。
お急ぎの場合や日時をご指定される場合は予め在庫状況をお問い合わせください。
ストーリー
3枚のガラスシェードで構成されるPHランプのデザインが完成したのは1925年に遡ります。電球の眩しさを遮り、卓上と空間に良質な光を広げる機能的でタイムレスなフォルムと、あかりが消された時も古典的美しさを保つデザインゆえ、長い年月を経てもこのランプの価値は下がることがなく、すべてのインテリアスタイルに調和します。
「PH2/1テーブルランプ」は、直径20センチのガラスシェードを採用しています。柔らかい反射光を生むよう、ハンドメイドの吹きガラスシェード内面にはフロスト処理を施すなど、材質と仕上げにはルイスポールセンならではのクラフツマンシップが活かされています。サイドボード、チェスト、ベッドサイド、玄関から寝室まで、さまざまなコーナーに美しい光を提供し、大きな照明効果を発揮します。
スペック
●Φ200 H355mm
●1.3kg
●3層吹きガラス、真鍮クロームメッキ
※吹きガラス
上質で心地よい光を得るために、これらのシェードは職人の手作りによる三層吹きガラスです。ガラス厚や質量は個々に異なり、多少傾きが生じることがあります。特性上、ガラスに小さな気泡が入る場合があります。
照明専門会社「YAMAGIWA」と、北欧照明の象徴的ブランド「Louis Poulsen」。両社の長年にわたる連携から実現した特別対談企画です。中でも照明の実践的な活用術を、ルイスポールセンスタッフのご自宅をサンプルに解説した#02は、すでにご購入済みのお客様も、検討中の方にも必見の回となっています。
照明専門会社「YAMAGIWA」と、北欧照明の象徴的ブランド「Louis Poulsen」。両社の長年にわたる連携から実現した特別対談企画です。中でも照明の実践的な活用術を、ルイスポールセンスタッフのご自宅をサンプルに解説した#02は、すでにご購入済みのお客様も、検討中の方にも必見の回となっています。
憩いの空間を作る3枚シェードのランプ
PH 2/1は、デンマークの伝説的照明デザイナー、ポール・ヘニングセンが生み出した、通称「PHランプ」の一つ。特徴的な3枚シェードは卓上と空間に良質な光を広げるようデザインされています。あかりが消された時も美しさを保つクラシックなデザインは、近年多くのメディアに取り上げられ映画やドラマでも印象的に使われています。PH 2/1 は、PHランプシリーズのなかで最も小さく、暮らしに取り入れやすいサイズ。小さいながらも光の特性は秀逸で、対象を柔らかく照らします。
3枚のガラスシェードで構成されるPHランプの完成は1925年に遡ります。特徴的な形状は、単に美的な観点から作られたものではなく、ヘニングセンがあかりの在り方を追求する上で生まれたもの。数学的な設計により、電球の光は常に一定の角度でシェードに反射し、なめらかな陰影のグラデーションを生むよう設計されています。このシェードにより電球の眩しさは心地よい柔らかさに加工され、人や物を含めた空間すべてを照らす良質な光に変わります。
PHの数字の秘密
ヘニングセンはPHランプを「包括的な照明システム」と捉えており、施設の全体照明あるいは住宅のダイニングシーンなど、空間それぞれの需要に合わせ、光の拡散方向を巧みにコントロールするためにシェードの比率を調整しました。PHランプの数字はこの調整を表しています。
PH 2/2 のように数字が1種類のモデル(基本型)
シェードの直径が「3:2:1」の比率で構成された基本形で、下方向に多くの光が届くように設計されています。数字はトップシェードのサイズを表し、PH 2/2 の場合、直径約20cmです。
PH 2/1 のように前後で数字が異なるモデル(ハイブリッド型)
シェード比率に調整を行ったものです。この場合PH 2/2 のトップシェードと、PH 1/1 のミドル・ボトムシェードを取り付けており、PH 2/2 よりも横方向に光が拡散するようになっています。また、器具高が抑えられるメリットもあります。
北欧のクラフトマンシップ
柔らかい反射光を生むよう、ハンドメイドの吹きガラスシェード内面にはフロスト処理を施すなど、材質と仕上げにはルイスポールセンならではのクラフトマンシップが活かされています。現在は1925年当時の設計から、電球の眩しさをカットする仕組みやガラスシェードの固定方法を再検討。北欧ランプの傑作に新たな命を吹き込んでいます。
Poul Henningsen / ポール・ヘニングセン
北欧から世界の照明に影響を与えたデザイナー、ポール・ヘニングセン。1894年のデンマークで生まれ、生涯を通して200種類以上の照明を生み出しました。彼は単に照明器具のバリエーションを増やそうとした訳ではなく、照らし出される人や物、あるいは空間を理想的に見せるために最適な「良質な光」を追求した結果、多くの名作照明を世に送り出していきました。光の色、グレア、陰影といった照明の基本事項をキーワードとしたヘニングセンの光に関する考察は、今日の照明文化においても尚、重要な意義を持ち続けています。