新作ポータブル照明「SOLO」
インスタレーション＆デザインプロセス展示レポート

＠ Vacant/Centre ( Motoyoyogicho Shibuya )

会場は閑静な住宅地に位置し、周囲には車の往来も少なく落ち着いた雰囲気が広がっています。取材に訪れたのが黄昏時ということもあり、あたりは仄かな暗さの中。そのただ中にSOLOのあたたかなあかりが灯る会場が見えてくると、思わずほっとするような気持ちになりました。

半地下の空間に広がるのはSOLOとカッシーナの家具により設えられた体験の空間。視線が下がることで緩やかに外界と区切られています。

壁や床面にはSOLOが創り出すソフトな陰影が映し出され、幻想的な雰囲気を醸し出していました。

この日のために設えられたインテリアの数々は、SOLOが暮らしの中に、どのような「個」の時間を生み出すのか、想像を駆り立てるものだったと思います。訪れたお客様も、ときにソファに腰掛けながらSOLOのあかりを灯し、その時間を楽しんでいただけていた様子でした。