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創業から「The Human Light」をテーマに、生活を豊かにする、デザイン製の高い照明を発表し続けるイタリアンブランド、アルテミデ。今年4月には東麻布にショールームを移転し、日本でのプロモーションを活発に行なっています。 そんなアルテミデのシニアセールスマネージャーを務めるのは、YAMAGIWAのOBである三野氏。今回はご縁もあり、ブランドの「今」を存分に語っていただきました。そこから見えてきたのは、あの名作照明の意外な活躍でした。
— 1960年代に設立され、数々の印象的な照明を生み出してきたアルテミデですが現在はどのような製品に人気が集まっているのでしょうか
近年ではネリ&フー デザインのnh、BIGデザインのゴップルが人気です。 nhシリーズは真鍮とガラスのコンビネーションがクラシックモダンスタイルの流行の中に溶け込んでいっている製品です。バリエーションも豊富で様々なシーンで活かせることも人気を後押ししています。 ゴップルは「同じものがない」ということが重要な要素となっている製品です。メッキ加工の付け方や深さをランダムに変えることで、連灯した時にそれぞれの個性が際立ち、現代アートのような印象となることが魅力です。
他にタイムレスな人気を誇るのは1972年のティチオ、1987年のトロメオで、現在も世界的な主力商品となります。
— ティチオに至っては半世紀前、トロメオでも36年前のデザインですが現在も人気が続いているのは驚きですね。やはりデスクライトとしての需要でしょうか。
かつては住宅の中に書斎があり、そのデスクにデスクライトを設置するのが一般的でしたが、現在はリビングを大きくして、書斎は設けない住宅が多くなっています。トロメオも当初、デスクライトとして使うことを想定されていましたが、リビングでの利用や、寝室での活用例も増えており、あらためてその非常に高い汎用性に驚かされています。
— そんなティチオやトロメオですが現在はどのようなシーンで、どんなユーザー層に利用されているのでしょうか
まず利用シーンでは、繰返しになりますが、リビングでの使用が増えており、例えばトロメオはソファサイドに置き、読書灯として使用したり、ヘッド部分を回転して壁面に当てて間接照明として楽しむ事が近年のトレンドです。 ティチオはヘッドを上向きにしてアッパーライトとして使用する活用が興味深いです。ティチオには電源以外の配線がなく、ヘッドを360度自由に回転できるので、こういう使い方も実現できます。また、リビングのサイドボード上で使用する例も増えています。
そしてユーザー層ですが、特に感度の高い欧州やアジアのインスタグラマーが素敵な写真を多くアップされており勉強になります。欧州ではとりわけドイツが多く、最近はデンマークのユーザーも増えています。
— デンマークといえば、北欧家具をはじめナチュラルなインテリアは日本の住空間と親和性があり根強い人気です。そうした空間でトロメオやティチオはどのような活用が考えられるでしょうか
トロメオのシルバーはMacbookを初めとしたアップル製品に近いので、アップルストアを想像いただけるとわかりやすいかもしれません。 アルテック(※)のナチュラルなテーブルがあって、落ち着いたサテンシルバーのMacが並んでいて、ガラスの大きい間口の建築に入っている。そして壁は白、と。トロメオもまた、ああいったニュートラルな空間に非常にマッチするアイテムだと思います。 アップルストアがアルテックの家具を採用した際は、驚きを感じましたが、現在は白木のナチュラルなものと、メタリックでミニマルなデザインの組合せはすっかり当たり前になりましたね。
ティチオは、それ自体彫刻的なフォルムで、何にマッチするかではなく、空間を象徴するアートピースとして活用いただくと良いのではないかと思います。中でも最近日本でも取扱われ始めたホワイトは、色味的にも現代的な住宅やニューノルディックな空間でも取り入れやすいと思います。
— ありがとうございます。最後になりますが、長年続く照明の老舗であるアルテミデと弊社には通底する部分があるかと思いますが、三野さんからはどのように映っておられますでしょうか?
自宅ではYAMAGIWAのティアドロップを使用していますが吉岡徳仁氏のトーフもいつか欲しいと思っています。アルテミデには三宅一生氏の商品もありますが、ミラノのイッセイミヤケのショールームは、吉岡氏デザインなのでYAMAIGWAとも近いブランドだと思っております。 アルテック …… フィンランドを代表するモダン家具ブランド。ビーチ材を使用した曲げ木家具で知られる
YAMAGIWAで11年、ロイヤルファニチャーコレクションで 7年勤務の後、アルテミデ・ジャパンに2022年9月より勤務開始
アルテミデ
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