愛らしい佇まいのポータブルライト

デンマークを代表するプロダクトデザイナー、Verner Panton(ヴァーナー・パントン)の代表作を充電式ポータブルランプとしてアレンジした「フラワーポット VP9」。愛らしいデザインと北欧らしいカラーバリエーションから、インテリアアイテムとしても注目を集めています。中でもマットな質感と落ち着いた色合いが魅力のモノトーンモデルは、モダンなお部屋作りに最適な人気モデルです。

生活に調和するデザイン

フラワーポットの向かい合った半球から光が溢れる斬新なデザインは、インテリアのアクセントとして空間の雰囲気を引き上げてくれます。光源は直接目に触れないようになっており、シェードからは柔らかな間接光が溢れます。３段階の調光機能はリビングから寝室まで空間ごとに最適な明るさを提供し、最大10時間の連続点灯が可能なバッテリーで、電源がない場所でも活用が広がります。

カラーバリエーション

フラワーポット VP9のカラーバリエーションは15色と多彩で、表面光沢の有無や素材により３種類に分かれます。
その多彩さからあらゆる部屋に調和するモデルが見つかります。

サイズバリエーション

全高30cmと小ぶりなサイズのVP9。本棚やサイドテーブルなどスペースのない場所にも設置しやすいサイズ感です。２人掛けのダイニングテーブルに設置しても食卓を余裕を持って使うことができます。同じシリーズの有線テーブルランプ、VP3と比べてもそのコンパクトさが際立ちます。

時代に華を添えた文化的なアイコン

1968年にデザインされたこのランプには、ヒッピー・ムーブメントや月面着陸など当時を取り巻く希望あふれる世相が反映されています。1970年のケルン国際家具見本市でのインスタレーション「Visiona2（ビジョナ2）」をはじめ、色彩と光を操るその活動に世界が注目していたヴァーナー・パントンと、サイケデリック全盛のヒッピーカルチャーとの結び付きは自然でした。フラワーポットは時代の象徴となっていた”花”の器としてデザインされ、彼のユーモアと時代性が合致した近未来的なフォルムから、若者たちの間でLOVE&PEACEムーブメントのシンボルとなり広く愛されるようになりました。

Verner Panton /　ヴァーナー・パントン

ヴァーナー・パントンは1926年デンマーク生まれのデザイナーであり、ミッドセンチュリーの象徴的存在の一人です。コペンハーゲンの王立美術アカデミーで建築を学び、卒業後は後、アルネ・ヤコブセンの建築事務所で働きました。卒業後の1955年に建築デザイン事務所を設立。ルイス・ポールセン社、フリッツ・ハンセン社、などから照明や家具など多くの作品を発表しました。1960年に発表された名作ヴィトラ社の「Panton Chair」は、世界初のプラスチック一体成型の椅子であり、現在も評価の高い作品です。また、３色に塗り分けられたリフレクターで光を制御するペンダント照明 「VP GLOBE 50」では彼の得意とする色彩と光の表現を体験することができます。