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- PH3 1/2-2 1/2 ブラックメタライズド H1300mm
ストーリー
スペック
●高・1300 巾・Φ330mm
●7.5kg
●シェード:乳白吹きガラス.ステムおよびベース:真鍮・スチール、光沢クロームメッキ仕上
●スイッチ位置:コード上
●コードのタイプ:プラスチック (ブラック)プラグ付
※ガラスは手作りのため質量が多少異なります
※吹きガラス
上質で心地よい光を得るために、これらのシェードは職人の手作りによる三層吹きガラスです。ガラス厚や質量は個々に異なり、多少傾きが生じることがあります。特性上、ガラスに小さな気泡が入る場合があります。
PH31/2-2/2は、1920年代末のクラシックなPHランプを2002年にリデザインした、小ぶりなガラス製シェードを持つフロアランプ。 グレアのない柔らかい光をたっぷりと届けます。
3枚のガラスシェードで構成されるPHランプのデザインが完成したのは1925年に遡ります。
電球の眩しさを遮り、卓上と空間に良質な光を広げる機能的でタイムレスなフォルムと、あかりが消された時も古典的美しさを保つデザインゆえ、長い年月を経てもこのランプの価値は下がることがなく、すべてのインテリアスタイルに調和します。
ヘニングセンはPHランプを「包括的な照明システム」と捉えており、施設の全体照明あるいは住宅のダイニングシーンなど、空間それぞれの需要に合わせ、光の拡散方向を巧みにコントロールするためにシェードの比率を調整しました。PHランプの数字はこの調整を表しています。
PH 2/2 のように数字が1種類のモデル(基本型)
シェードの直径が「3:2:1」の比率で構成された基本形で、下方向に多くの光が届くように設計されています。数字はトップシェードのサイズを表し、PH 2/2 の場合、直径約20cmです。
PH 2/1 のように前後で数字が異なるモデル(ハイブリッド型)
シェード比率に調整を行ったものです。この場合PH 2/2 のトップシェードと、PH 1/1 のミドル・ボトムシェードを取り付けており、PH 2/2 よりも横方向に光が拡散するようになっています。また、器具高が抑えられるメリットもあります。
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)
1894-19671894年9月9日デンマーク生まれ。
生涯において200種類以上の照明をデザインしたポール・ヘニングセンが意図したのは、単なる照明器具のバリエーションではなく、照らし出される人や物、あるいは空間を理想的に見せるための「良質な光」の追求にほかなりません。光の色、グレア、陰影といった照明の基本事項をキーワードとしたヘニングセンの光に関する考察は、今日の照明文化においても尚、重要な意義を持ち続けています。