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string / ストリング
String(ストリング)は1949年、スウェーデンで生まれた収納家具から始まったメーカーです。建築家の夫、ニルス・ストリニングとデザイナーだった妻カイサ・ストリニングは大手出版社が販促の一環として行った、安価で手軽に扱える収納棚のコンペティションに参加し、独創的な発想で最優秀賞を受賞しました。はしご状のサイドパネルと木製の棚板を最小単位としたシステムは、壁に取り付けることであらゆる用途に拡張が可能なうえ、軽量で薄く梱包でき、輸送も容易でした。受賞後も2人はこのString? Systemを洗練させ、キャビネットや折り畳み式テーブルなど新たなユニットを追加していき、無限に拡張・改良できる収納システムに成長しました。その評判は時とともに世界中に広がり、2016年に世界最高峰のデザイン賞、ドイツデザイン賞を受賞するなど数々の世界的な賞を受賞しています。
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THONET / トーネット
THONETは、1819年Michael Thonetによって、ドイツのボッパルトにてスタートした木工房から発祥し、曲木技術の開発と大量生産技術といった生産システムを確立させた企業です。1859年に作られ、その後THONETの代名詞となった椅子No.214の大量受注を受け一気に成功しました。工場での分業を行うことで生産の効率化をはかり、椅子はパーツに分けて梱包することで輸送しやすくするなど、様々な課題を解決させたことで世界中に販売を行ったパイオニアとしても知られています。また、1930年代初頭には、鋼管を曲げたキャンティレバーチェアの製造に着手し、同時代に存在した教育機関、バウハウスを支えました。数々の名品は創業から200年たった今でも時代を超えて愛されており、今もなお進化を続けています。
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Tokujin Yoshioka / 吉岡徳仁
吉岡 徳仁 (よしおか とくじん) 吉岡 徳仁は1967年、日本生まれのデザイナーです。倉俣史朗、三宅一生のもとで学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。建築、デザインから現代美術の領域まで幅広く活動し、Issey Miyake、Cartier、Louis Vuitton、Hermesなど数多くのグローバル企業とのコラボレーションを行なっています。自然をテーマにした詩的な作風で知られ、光など非物質的な要素を形にする独自の表現はYAMAGIWAで発表された名作照明、Tear DropやToFU(トーフ)でも感じる事ができます。Design MiamiのDesigner of the...
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Tom Dixon / トムディクソン
Tom Dixon / トム・ディクソン Tom Dixon(トム・ディクソン)は欧州を代表するデザイナー、トム・ディクソンにより2002年に設立された英国のインテリア・ブランドです。様式家具を現代的にアップデートしたウイングバック・チェアや、宇宙服のヘルメットから着想したミラーボールライトなどモダン・オブジェを思わせるアイコニックなフォルムと、他に類を見ない独創的な機能性のある製品で知られ、中でも代表作の一つである「Sチェア」は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションに選定されるなど高い評価を得ています。照明の代表的なシリーズには、インドの伝統的な真鍮工芸にフォーカスした BEAT(ビート)、消灯時と点灯時で全く異なった表情を見せる CUT(カット)、MELT(メルト)、エッチングによるドットパターンが印象的でキャンドルホルダーのモデルも備えた ETCH(エッチ)、真空蒸着された鏡面塗装が美しい COPPER(コッパー)などがあり、ペンダントやフロアスタンド、テーブルスタンド等の形で幅広く展開されています。 PICK UP...
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Tom Dixon コード加工費
照明をより美しく魅せるコード加工とは・コード加工をご希望の商品と同時にご購入ください。 ・商品記載の納期に加え、加工に2〜3週間をいただきます。
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Tom Rossau / トム・ロッサウ
デンマークのデザイナーのTom Rossau(トム・ロッサウ)は、革製の服飾デザイナーとしてキャリアをスタートさせた後、2004年から木や紙など様々な素材の特徴を生かした照明のデザインを始め、自身の名をブランドとしたトム・ロッサウを設立しました。トム・ロッサウが作り出すランプは、素材の持つ自然な表情に光と影が織りなす彫刻的な表現を加えるという、彼独自のアイディアによってデザインされています。構造体そのものがとても温かみのある光を放ち、各シートが重なった部分にできる陰影による深みのある光を醸し出します。
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Toyo Ito / 伊東豊雄
伊東豊雄 (いとう とよお) 伊東豊雄は革新的なコンセプトの建築で世界的な評価を受ける、日本の建築家です。伊東氏の建築は現実と仮想のイメージを融合するような独創性で知られており、現代の「シミュレートされた都市」への実践は、論文「Architecture in a Simulated City」にもまとめられています。2013年には「建築界のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞を受賞。国際的に最も大きな影響力を持つ建築家の一人として、現在も活躍しています。ミラノで開催された「Yamagiwa Lighting Design 2007」で発表された照明「MAYUHANA」は、YAMAGIWAの代表的な照明の一つです。グラスファイバーでつむがれた、繭のようなセードからこぼれる明かりは幻想的で、伊東氏の建築と同じように仮想が現実に現れたような印象があります。また、2018年には同じ建築家である巨匠フランク・ロイド・ライトへのオマージュプロジェクトに参加。ノルウェーで行われた図書館のコンペティションで考案された、3種の多面体から構成されるコンセプトで名作フロア照明、タリアセンポリゴンを生み出しています。 伊東豊雄...
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TWILIGHT / トワイライト
トワイライトは薄明(日の出前)や薄暮(日没後)を意味し、水平線に日が沈む黄昏の空に着想を得た照明器具です。布のようなセードはガラス繊維によって成型されており、上空の大気が太陽光を散乱することで起きる気候現象を、紡がれた繊維1本1本に光源を散乱させることで表現しています。ランプの光がセードを通して幾重にも広がることで生まれるクリスタルシャンデリアのような輝きと、夕日のように暖かな色合いが特徴です。
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VERPAN / ヴァーパン
1960-70年代のインテリアデザイン界を代表するデザイナー、Verner Panton(ヴァーナー・パントン)が生みだした家具や照明器具を、ヴァーナ・パントン財団の協力のもと、2003年に照明器具を、2010年から家具の復刻をはじめました。独自の色彩と大胆なフォルムで今なお多くの人々を魅了しています。「YAMAGIWA LAMP」は、1977年、にYAMAGIWAのためにデザインしたもの。エレガントな曲線から生まれる微妙な光のグラデーションと、消灯時にも静かな存在感で落ち着きのある空間を演出します。
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Vitra / ヴィトラ
Vitra / ヴィトラ Vitra(ヴィトラ)はスイスのビルスフェルデンに本社を置く、家具・建築・環境デザインや研究を行う総合的なデザインカンパニーです。創業当時は店舗什器のメーカーでしたが、創業者であるウィリー・フェバウムが1953年、アメリカへ渡航した際、イームズ夫妻がデザインしたプライウッドの椅子(DCW)に出会ったことでインテリア事業へと転換。現代まで建築家やデザイナー、時にはアーティストとの協業を通じて、人の創造性を刺激するインテリアデザインや空間を生み出してきました。 デザイナーとのパートナーシップはヴィトラの企業文化であり、時代を牽引するクリエイターたちの明確な理論を尊重し、ただ見た目だけの美しさに留まらない、暮らしを豊かで特別なものにするためのプロダクトを追求しています。代表的なものにはバーナー・パントンのパントンチェア、ジャン・プルーヴェによるスタンダードチェア、チャールズ・イームズが制作したプロトタイプをヴィトラが製品化したオーガニックチェアなどがあります。 PICK UP Nelson Clock Design:George Nelson ネルソンクロックは、ジョージ・ネルソンがアーヴィン・ハーパーや、ハワードミラー社と創造した掛時計シリーズです。現在でもミッドセンチュリーを代表するインテリアアクセサリーとして広く知られています。...