ディーター・ラムスとディートリッヒ・ルブスがデザインをしたDN40、ルートヴィッヒ・リットマンが生んだDN50などがBRAUNのデジタルクロックの名作として挙げられますが、 いずれもまだコンセントを使って電源を取っていた頃に作られた製品であり、LCDをはじめ最高級プラスチックなど、現在の素材はもちろん存在しませんでした。

これらの発売から30年強経った今、優れたデザインのエッセンスを取り入れながら、現在の時代感にマッチする機能的なデザインにモディファイを行いました。 BC０８をサイズアップさせ、背面を突起させ画面を少し傾けることで視認性を増し、よりテーブルクロックとしての実用性を高めています。

BC09Bは、ドイツのデザイン賞である「reddot award 2020」にて受賞しています。