ユトランド半島に位置するデンマーク第2の都市オーフスの市庁舎（1942年）を設計した際に手掛けられたウォールクロック。インデックスのローマ数字とリーフ型の時分針がとてもエレガントな印象です。
デザインはデンマークが生んだ20世紀で最も影響力の大きい建築家の一人、アルネ・ヤコブセン。市庁舎内部で使用される家具や照明はもちろん、灰皿やドアノブにいたるまで全てヤコブセンが手掛け、トータルデザインという完璧主義へのこだわりが姿を現しはじめた建築物です。
この「Roman（ローマンクロック）」はローゼンダール社によって、当時の設計図面を元に忠実に再現されました。