デンマークの家具デザイナー、クリスチャン・ヴェデルが1959年に発表した鳥のオブジェです。
頭と体は接合されていませんので、頭を自由に傾けることができます。象眼細工による目はとても愛らしく、頭の角度によってすました顔や眠そうな顔、怒った顔、悲しそうな顔、自信たっぷりの顔など様々な表情が生まれます。
天然のオーク材を使用していますので木目や木の色味が一つ一つ異なります。その違い（個性）に「自分だけのバード」を感じ、愛着が湧いてきます。
クリスチャン・ヴェデルはこのバードに家族を表現しています。この大きなバードは小さなバードの両親。下が広がる「△」の形に立てればお父さん、上が広がる「▽」の形はお母さんの設定です。
例えば結婚の記念に大きなバードを2つ、赤ちゃんが生まれたら小さなバードを。家族の思い出と共に揃えていく、そんな楽しみも素敵です。