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- VL38 Table H500mm
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ストーリー
彼はデンマーク建築史上名建築として数えられるデンマーク放送局(ラジオハウス、1941年竣工)を設計し、その建物内の照明は全てラウリッツェンとルイスポールセンとのコラボレーションで製作されました。復刻されたVL38シリーズは、オリジナルデザインそのままに製作。ホワイト塗装されたシェードはペア・シェイプ(梨型)の美しい有機的フォルムで斜めに傾斜し、そのシェードを上下に可動させるアーム部分は当時と同じ真鍮製(無塗装)です。
スペック
●器具光束:416Lumen
●Φ135(シェード開口部)L380mm(アーム)H500(最大)
●2.2kg
●アルミ、塗装仕上(シェード)・キャストアルミ、塗装仕上(ベース)・真鍮、無塗装(アーム)●2段階調光
照明専門会社「YAMAGIWA」と、北欧照明の象徴的ブランド「Louis Poulsen」。両社の長年にわたる連携から実現した特別対談企画です。中でも照明の実践的な活用術を、ルイスポールセンスタッフのご自宅をサンプルに解説した#02は、すでにご購入済みのお客様も、検討中の方にも必見の回となっています。
照明専門会社「YAMAGIWA」と、北欧照明の象徴的ブランド「Louis Poulsen」。両社の長年にわたる連携から実現した特別対談企画です。中でも照明の実践的な活用術を、ルイスポールセンスタッフのご自宅をサンプルに解説した#02は、すでにご購入済みのお客様も、検討中の方にも必見の回となっています。
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)は、デンマークの機能主義建築を代表するモダニスト建築家の一人です。
彼はデンマーク建築史上名建築として数えられるデンマーク放送局(ラジオハウス、1941年竣工)を設計し、その建物内の照明は全てラウリッツェンとルイスポールセンとのコラボレーションで製作されました。
復刻されたVL38シリーズは、オリジナルデザインそのままに製作。ホワイト塗装されたシェードはペア・シェイプ(梨型)の美しい有機的フォルムで斜めに傾斜し、そのシェードを上下に可動させるアーム部分は当時と同じ真鍮製(無塗装)です。
ヴィルヘルム・ラウリッツェンは素材と光を融合させる天才でした。1920年代の早くから自然光についての徹底した研究を行ない、アーキテクトとしての人生を通し、自分が設計する建築物と調和するランプのデザインと改善に取り組んでいました。
VL38シリーズは、1930〜1940年代のモダンな雰囲気を感じさせますが、タイムレスなデザインは現代のインテリア空間に新鮮さを与えます 。
VL38シリーズは、非常にシンプルで機能的、エレガントな照明シリーズで、白色と真鍮の組み合わせがとても美しいタイムレスなデザインです。
シェードの形によって光が下方向に向けられるため、まぶしさを感じさせない穏やかな光を発します。
これらのランプには、ラウリッツェンの建築作品の大きな特徴である、モダンで機能的デザインへの彼のアプローチがとてもよく表れています。
Vilhelm Lauritzen 1894-1984
ヴィルヘルム・ラウリッツェンはデンマークの歴史の中でも最も有名な建築家の1人で、デンマーク機能主義建築の先駆者です。名建築ラジオハウスのほかノーレブロ劇場や、現在はサンクトペトリホテルとなっているデールス・デパート 、そしてモダニズム建築の傑作であるコペンハーゲン空港ターミナル39(歴史的建築として空港の敷地内に永久保存)など数々の名作を手がけました。そのほかの代表作としては、現在はコンサート会場ヴェガとして知られる市民会館、ワシントンのデンマーク大使館であるシェルハウス などが挙げられます。
ラウリッツェンは自身が手掛ける建築に調和する照明を求め、引退するまでランプの開発と改善に取り組みました。1920年代、ラウリッツェンは自然光の綿密な研究を行ないました。直射日光のような強い光と、穏やかな天空光(スカイライト)のような拡散光とを組み合わせるなどの手法を通して、彼独自の照明理論を作り上げて行きました。