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- JAKOBSSON LAMP Φ540mm
ストーリー
シリーズを通じて、じっくり自然乾燥させたパイン材を薄くスライスしたシェードが特徴で、木目を透過する柔らかなあかりは、夜が長い北欧で人々に安らぎを与えてきた焚き火や、黄昏を連想させます。
使われるのは厳しい寒さの中で育った松の木材。成長が遅くゆっくりと年輪を重ねるため、細かい年輪と美しい木肌をしています。天然素材を使用しているため、木目や色が多少異なることがありますが、使い込むほど味わいが深くなり、2つとない個性を持つランプになります。
日本では、1968年から83年まで輸入販売していましたが、スウェーデンでの製造が中断され、販売中止を余儀なくされました。しかし96年の初めに、YAMAGIWAがヤコブソン氏に素材を輸入し、日本国内で生産する体制を提案。翌97年秋、デザイナーの名前を冠した「JAKOBSSON LAMP」として復活しました。日本での製造にあたっては、ヤコブソン氏の全面的な監修のもと、国内メーカーの技術を結集することで、オリジナルに忠実な復刻生産を可能にしています。氏は、松を素材として作られたヤコブソンランプには、日本の暖かい雰囲気と柔らかい親しみに通じるものがあると語っています。
スペック
●サイズ:高・390 巾・Φ540 全長・1700mm 質量・1.0kg
●材質・仕上:パイン(白木)
●デザイナー:Hans-Agne Jakobsson
●ランプ別売
引掛シーリング コードハンガー付
プルスイッチ付(3灯→1灯→豆球→消灯)
※コードハンガー使用時のみ、45度までの傾斜天井に取付け可能です
※天然素材を使用しているため、木目や色に個体差があります



厳しい冬が育む松の木を透した、あたたかな光
スウェーデンのデザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンがデザインしたヤコブソンランプ。じっくり自然乾燥させたパイン材を薄くスライスしたウッドシェードが特長の照明シリーズです。1960年代にデザインされ、長年にわたり北欧の暮らしを照らしてきました。厳しい寒さの中で育った松は、成長が遅く、ゆっくりと年輪を重ねるため、細かい年輪と美しい木肌をしています。この優れた木材の魅力を最大限に生かすデザインとして、ヤコブソンランプは生まれました。シェードを透過する柔らかなあかりは、夜が長い北欧で人々に安らぎを与えてきた焚き火や、黄昏を連想させます。

豊かなバリエーション
ペンダントライトをはじめ、テーブルスタンド、ウォールライトなど様々なバリエーションを取りそろえており、ナチュラル素材や白を基調とした北欧スタイルはもちろん、和風テイストをスタイリッシュにアレンジした和モダンなど、現代のインテリアにも相性の良いデザインです。






北欧と日本のものづくりの結晶
ヤコブソン・ランプは北欧のクラフトマンシップと日本の手仕事が融合したプロダクト。シェードに使用されているパイン材は、製品それぞれの直径にあわせ、専用の機械でカットされます。その後ロールをかけ、桟に釘で止めていく工程も職人が一つひとつ丁寧な手技で製品として完成させていきます。
日本での製造にあたっては、ヤコブソン氏の全面的な監修のもと、国内メーカーの技術を結集することで、オリジナルに忠実な復刻生産を可能にしています。氏は、松を素材として作られたヤコブソンランプには、日本の暖かい雰囲気と柔らかい親しみに通じるものがあると語っています。

ヤコブソンランプとエリセットの歴史
ヤコブソンランプは、当時「Ellysett(エリセット)」シリーズと呼ばれており、ハンス- アウネ・ヤコブソン自らが1957年に設立したEllysett社で製造したのが起源となっています。日本では、1968年から1983年まで輸入販売していましたが、スウェーデンでの製造が中断されたことにより、販売中止を余儀なくされました。
しかし、1996年の初め、YAMAGIWAはこの美しいランプに対しての思いをヤコブソン氏に訴えます。ランプに使われていたパイン材を輸入し、YAMAGIWAの手で製造するという新しいコラボレーションスタイルを提案したことで、翌1997年秋、デザイナーの名前を冠しての「JAKOBSSON LAMP」として復活しました。

ハンス・アウネ・ヤコブソン/Hans-Agne Jakobsson
スウェーデンのゴットランド島生まれ。18歳から家具デザイナーの修行をはじめ、20歳からイエテボリの美術学校に通い、家具デザインの大家であるカール・マルムステンのもとで学びます。ゼネラル・モータースやストックマン、スウェーデンの造船所などでデザイナーとして働いた後、1958年、自身の照明器具の会社をスウェーデン南部、マルカリュードに創設した際、初のパイン材の照明器具をデザインしました。1968年にはYAMAGWIAが主催した第1回国際照明コンペティションの審査員として来日しています。


