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- Tako ダイニングテーブル ウォルナット/ナチュラルブラウン W2200mm
注意事項
・商品画像はイメージです。デバイスにより色味・質感が実物と異なる場合があります。
・天然素材のため、木目・節・風合い・色合いには個体差があります。
・ご注文後のキャンセルや仕様変更、イメージ違いのよる到着後の返品は承れません。
ストーリー
スペック
●塗色・仕上:ナチュラルブラウン(ウレタン樹脂塗装)
●サイズ:W2200xD950xH700 脚間1357mm 幕板下部高605mm
※受注生産品
※お客様組立て品
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空間を彩るオーガニックなアームチェア
2020年に発表されたマルニ木工の家具コレクション、Tako(タコ)。アームチェアからテーブルまでに通底する、樹木を彷彿とさせるオーガニックなフォルムは、主張を抑えた「ノーマル」なデザインを追求してきた深澤直人氏のイメージを大きく覆す作品です。ブランド最大のヒット作であるシリーズ、HIROSHIMA(ヒロシマ)を超える存在として新たに設計されたTakoは、マルニ木工が新たなモードに切り替わったこと知らせる、新たな傑作です。
一見して目につくのは、プロダクト全体に通底するオーガニックなカーブ。 背もたれから4本の脚へと枝分かれする美しい曲線は、空間に豊かな存在感をもたらすのと同時に、人の身体を絶妙に包み込むよう設計されています。深澤氏は、無垢の木材の質感や、切削されることで初めて醸し出される雰囲気をはじめとした素材の持っている存在感を彫り出すプロセスの中でこの形が生まれたと語っています。
深澤氏のシンプルで主張しないデザインは、自然と空間に溶け込みます。HIROSHIMAはまさに、彼がこれまで目指してきた「空間を単純にする」というテーマの元生まれてきたデザインの象徴的存在でした。しかし、同時に家具を有機的な形に変えていく途中の段階だったとも語られています。 Takoは深澤氏がもっとも頭では描ききれない、枝分かれした樹木の大元から発想し、形にしたこれまでのマルニ家具の中でもっとも自然の曲線に近いデザインと言っても過言ではありません。
深澤氏はTakoを、花に例えます。それは、Takoが徹底してオーガニックな方向性を 追求したことのあらわれであり、HIROSHIMAのコンセプトがより完成形に近い形で花開いたことの暗示なのかもしれません。同時にそれは、マルニ木工がこれまで以上に多彩で多様性に満ちたデザインを発表していく、新たなモードを感じさせるものでもあります。
Naoto Fukasawa / 深澤直人
2008年、マルニ木工は世界に発信できる新たな定番家具を開発する中、パートナーにプロダクトデザイナー、深澤直人を迎えます。彼とマルニ木工の伝統的な工芸技術との対話によって生まれたシリーズ「MARUNI COLLECTION」は、日本独自の木に対する美意識、そして精緻なもの造りの結晶として世界で評価され、29カ国で展開されるコレクションに成長しました。中でも「HIROSHIMA(ヒロシマ)」は現在もマルニ木工を象徴するプロダクトとなっています。2010年にマルニ木工のアート・ディレクターに就任。デザイン開発全般に携わっています。
MARUNI / マルニ木工
マルニ木工は1928年、広島県で創業した日本を代表する家具メーカーの1つです。伝統的な木工技術とモダンデザインを融合させ、日本の思想や美意識から生まれたプロダクトを世界に発信し続けています。2008年に深澤直人とともに開発した「MARUNI COLLECTION」は、世界最大級の国際家具見本市ミラノサローネで多くの高評を呼び、世界29カ国で展開されるコレクションに成長しました。