東洋の提灯をベネツィアングラスで表現

1981年ヴェネツィアで設立された照明ブランド、Foscarini（フォスカリーニ）。詩情や審美的な視点と、革新的な素材やテクノロジーを融合させたデザイン照明で高い評価を受けるリーディングブランドです。Rituals（リチュアルズ）もその中のひとつ。提灯にインスピレーションを受けたサテングラスのシェードには、不揃いな太さの線が刻まれており、紙を透過する暖かな間接光や、竹ひごの織りなす繊細な表情を見事に再現しています。東洋の伝統を、ヴェネツィアが誇る吹きガラスでアレンジしたデザインは、異なる個性を持ちながら、互いに補い合う二つの文化の融合を感じさせます。シリーズにはペンダント、テーブル、シーリングライトがあり、統一感あるコーディネートも可能です。

Ludovica+Roberto Palomba /　ルドヴィカ+ロベルト・パロンバ

ルドヴィカ+ロベルト・パロンバは建築家・デザイナーのロベルト・パロンバとルドヴィカ・パロンバの夫妻からなるのデザインユニット。1994年からミラノにスタジオを設立し、建築計画からインテリアデザイン、アートディレクションの他幅広い分野で活躍しています。特に耐久性や利便性に優れた、生活と密接に関わるデザインで知られ、生活空間において特に難しいとされる、水回りのデザインでも高い評価を得ています。そのクライアントはZanottaやCappellini、Panasonicなど国際的な企業が並び、世界的なデザイン賞コンパッソ・ドーロをはじめ多数受賞しています。