商品情報にスキップ

214M ナチュラル SH460mm

214M ナチュラル SH460mm

214M ナチュラル SH460mm

SKU: 944214M-TP17

創業200年高級家具ブランド|世界で最も流通した「モダンチェアの始祖」

通常価格 ¥229,900
通常価格 セール価格 ¥229,900
SALE Sold Out
税込
配送料はチェックアウト時に計算されます。

受注品(ご注文後、個別にご案内)

受注品

ストーリー
スペック
詳細を表示する
 

ストーリー

214チェアはトーネットを象徴する椅子の一つであると同時に、世界で最も成功したマスプロダクトチェアでもあることから、モダン家具の始まりとして捉えられています。トーネットの創業者、ミヒャエル・トーネットが1850年代に確立した曲げ木の技術によって作られたチェアは、パーツごとに分解することで、36脚を同時に1立方メートルの箱に収めることができ、そのまま世界中へと発送することが可能でした。シンプルで飾らない美しさをもつ214チェアは、この画期的な流通システムによって、150年以上の間あらゆる場所に置かれることになりました。

シリーズにはラタン(籐/とう)編みの座面に曲木のオープンバックを持つものから、座面が合板のもの、ラタンのバックレストがつく215チェアなどがあります。木製のパーツはいずれもビーチ材製でステイン塗装が施され、ラタンの座面裏にはプラスチック製のサポートメッシュを備えています。

スペック

●サイズ/重量:W430×H840×D520mm SH460mm / 3.3kg
●座面:成形合板
●木材:ビーチ(ブナ材)
●塗装:ステイン染色 ナチュラル色塗装
●生産国:ドイツ
●納期:ご注文後5〜6か月
※1脚:基本送料 1800円(税抜)
214チェアはトーネットを象徴する椅子の一つであると同時に、世界で最も成功したマスプロダクトチェアでもあることから、モダン家具の始まりとして捉えられています。トーネットの創業者、ミヒャエル・トーネットが1850年代に確立した曲げ木の技術によって作られたチェアは、パーツごとに分解することで、36脚を同時に1立方メートルの箱に収めることができ、そのまま世界中へと発送することが可能でした。シンプルで飾らない美しさをもつ214チェアは、この画期的な流通システムによって、150年以上の間あらゆる場所に置かれることになりました。

シリーズにはラタン(籐/とう)編みの座面に曲木のオープンバックを持つものから、座面が合板のもの、ラタンのバックレストがつく215チェアなどがあります。木製のパーツはいずれもビーチ材製でステイン塗装が施され、ラタンの座面裏にはプラスチック製のサポートメッシュを備えています。

現代まで続くモダンチェアの伝統

THONET(トーネット)は、1819年にミヒャエル・トーネットによってドイツのボッパルトにて発祥し、無垢材の曲げ加工技術と、大量生産システムを確立させたことで知られる企業です。最初の曲木チェア、No.214は1859年に設計されたものですが、現在も形を変えずトーネット社によって製造が続けられています。最小限の要素で設計された曲木チェアのクラシックたちは、トーネットの「最小限の要素で椅子を考える」哲学を今に受け継ぐものであり、後年に発表された製品もこの伝統に敬意を払いデザインされています。

THONET(ト―ネット)ウッドチェア

トーネットと曲木チェア

トーネットの曲木チェアは、棒状にカットしたビーチ材を100度を超える高熱で約6時間蒸し、手作業で曲げながら鋳型へはめ込むというプロセスで作られています。この技術により、多くのパーツを結合させる必要がなくなり、最小限の部品でチェアを作ることが可能になりました。曲木技術の集大成として1819年に発表されたNo.214のパーツは、わずか6つ。組み立ても容易であったことから、分解した状態で輸送する「ノックダウン方式」を可能にし、現代につながる大量生産・大量輸送を可能にしたことで、モダン家具の原型とも呼ばれています。

THONET(ト―ネット)ウッドチェア

Michael Thonet(ミヒャエル・トーネット)は1796年、ライン河湖畔の町ボッパルト生まれの家具職人でした。当時は地元で家具工房を営んでいましたが1849年になると新天地ウィーンで、息子たちとゲブリューダー・トーネット(トーネット兄弟)社を創設します。彼は試行錯誤の中で無垢材の曲木加工技術を完成させ、その後のトーネット社と、現代的な家具の工業生産の礎を築きました。No.214は発表から40年で約5,000万脚という驚異的なを出荷数を記録しています。

THONET(ト―ネット)ウッドチェア

1871年にミヒャエル・トーネットが逝去すると、アウグスト・トーネットら息子たちが会社を引き継ぐことになりました。彼らはミヒャエルが生み出した技術をさらに発展させ、新しい家具を次々に生み出していきます。中でもNo.209は数々の建築家に愛され、世界三大建築家であるル・コルビジェはパリ万博の「レスプリ・ヌーヴォー館」や、住宅展「ヴァイセンホフ・ジードルング」で設計した住宅のインテリアに採用しました。

THONET(ト―ネット)ウッドチェア

セバスチャン・ヘルクナーは1981年生まれのプロダクトデザイナーです。オッフェンバッハ・アム・マイン造形大学で、テクノロジーとクラフトマンシップを融合させた、素材の美しさを生かす製品や家具のデザインを学び、卒業後は自身のデザインスタジオを設立しました。以降はクラシコン、ジェルバゾーニ、モローゾなど気鋭のインテリアブランドの製品を設計。レッドドットデザインアワードなどを受賞しています。No.118はトーネットの椅子に対するミニマリズムに基づきながら現代の技術で洗練されたディティールを加えた新時代のスタンダードです。

THONET(ト―ネット)ウッドチェア

木工職人だったミヒャエル・トーネットは手作業による家具生産から工房を始め、曲木加工技術によってウィーンの産業に革命を起こしました。トーネット社は工場での分業生産や、パーツに分けて梱包する省スペースな輸送方式によって、産業・流通にまつわる様々な課題を解決させたパイオニアとしても知られています。1990年代初頭には、鋼管を曲げたカンティレバーチェアの製造に着手し、同時代に存在した教育機関、バウハウスを支えました。トーネット社は今もトーネット家によって経営が続けられ、ヘッセ州フランケンバーグで耐久性とサステイナビリティに配慮した製品を開発しています。