人気のダイニングチェア4選

• 

  Carl Hansen & Son / Y Chair (CH24)

  北欧家具を代表するデザイナー、ハンス J.ウェグナーが名門、カール・ハンセン&サンの元で手がけたYチェア。1950年の発表ながら、美しさと座り心地を併せ持つ先進的な設計で、現代でも支持を広げています。座面のペーパーコードは夏涼しく、冬は温もりを感じられる北欧伝統の素材です。

• 

  THONET / No.214

  世界で初めて大量生産を実現したトーネット社のチェア、No.14。現代では214とナンバリングされています。木材に熱を加えて変形させる「曲げ木」技術で作られる背もたれは、曲線美とシンプルな構造を両立しており、パーツ単位で輸送し現地で組み立てるノックダウン方式に適した設計でした。

• 

  FDB Mobler / J46

  FDBモブラーの２代目代表、ポール・M・ヴォルタがデザインしたJ46。旧来のペグチェアをリデザインする手法は、前任だったボーエ・モーエンセンを彷彿とさせるものでした。手に取りやすい手軽さとシンプルな機能性から、デンマークの5人に1人が所有する言われるほどのヒット作となりました。

• 

  Artek / 69 Chair

  フィンランドの巨匠、アルヴァ・アアルトが手がけたアルテックの69チェア。本国の家庭でも愛される、アルテックのダイニングチェアで最も知られたデザインであり、MoMAの永久コレクションにも選ばれています。カーブを描く背板は背に心地よくフィットし、ゆったりとした座り心地を生み出します。