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¥213,400
毎年秋に発表されるルイスポールセンの限定ランプ。今年は2灯のテーブルランプが届けられました。その内ひとつがPH ルナです。PH ルナは近年にない斬新なフォルムのテーブルライト。コンパクトなサイズ感と弓なりのアームが気品ある佇まいです。ボディの素材は、限定モデルではお馴染みになりつつある、無垢の真鍮。表面にはヘアライン仕上げが施され、シェードから溢れる光を柔らかく反射します。PH ルナの販売は2023年10月から2024年の1月31日まで。新たな魅力を見せる特別なPHランプをお見逃しなく。
PH ルナのオリジナルは1939年に発表された「Natbords Lampen(Nightstand Lamp)」。その名の通り、ベッドサイドのキャビネットに置かれ、くつろぎのあかりを灯すミニサイズのランプでしたが、今回の復刻に際してはサイズが見直され、やや高さがアップ。下向きの直接光が広がったことで、読書灯としてもより使いやすくなりました。一方、周囲を柔らかに照らす拡散光は、変わらずリラックスした憩いの雰囲気を届けてくれます。
PH ルナの個性的でありながらまとまりの良いデザインは、個人宅からホテルのロビー、パブリックなレセプション会場まで幅広い空間に自然と調和します。ラグジュアリーでありながら落ち着いた真鍮の黄金色は、空間に上質な印象を与えるため、ハイエンドな社交スペースに置かれるランプの有力な選択肢にもなります。もちろんオリジナル同様、ベッドサイドにおいても最適なランプです。
PHルナの特徴である、月を思わせる半円のアーム。表面塗装が施されていない真鍮は、経年で表情が変わっていくことで、その時々の美しさを楽しむことができます。徐々に落ち着きを見せる光の反射からは、ナイトランプとして愛された当時のオリジナルが照らしていた暮らしに想いを馳せることができます。
PH ルナのヘッド上部には首振り機構があり、横方向に配光を変えることができます。これにより下向きの直接光が周囲にも向けられるため、光の印象がかなり変わります。オブジェとして見ても、3連シェードの角度が変わることで動的な印象になり、置かれる空間にちょっとしたアクセントを与えることができます。 自分らしいアレンジでPH ルナのある生活を楽しんでください。
コードはヴィンテージ感溢れるダークブラウンのファブリック仕様。本体ベース部分には限定モデルではお馴染みとなったポール・ヘニングセンのイニシャル刻印が刻まれています。これらの定番モデルには見られないディティールの一つひとつが所有欲をくすぐります。
Poul Henningsen / ポール・ヘニングセンポール・ヘニングセンは1894年のデンマークで生まれ、北欧を代表する照明ブランド、Louis Poulsen(ルイスポールセン)との協業から、生涯を通して200種類以上の照明を生み出した照明デザイナーです。彼は単に照明器具のバリエーションを増やそうとした訳ではなく、照らし出される人や物、あるいはインテリアを理想的に見せるために最適な「良質な光」を追求した結果、PH 2/2 ルナをはじめとした多くの名作照明を世に送り出していきました。光の色、グレア、陰影といった照明の基本事項をキーワードとしたヘニングセンの光に関する考察は、照明文化においても尚、重要な意義を持ち続けており、今日では北欧照明の父とも呼ばれています。
もう一つの2023年限定ランプ、「PH クエスチョンマーク クローム」についてはこちらからご覧ください