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YAMAGIWAについて
YAMAGIWAオンラインストアは、照明機器を扱うライティングカンパニー「YAMAGIWA」直営の総合インテリアショップです。 1923 年に山際電気商会として設立以来、1世紀の歴史を持つ当社は、照明のプロ集団として、住宅からオフィス、商業施設、美術館まで幅広い空間で照明設計を手掛け、生活を豊かにする美しい光を追求しています。 オンラインストアでは国内外のブランドから厳選したデザイン照明を中心に、家具やインテリアまで生活を取り巻くアイテムを豊富に取り揃えています。
1954 年に始まった照明事業は、ヨーロッパからのデザイン照明の輸入、オリジナル照明器具の開発、照明デザインコンペティションの開催など日本の照明文化発展に寄与してきました。 その礎にあるのは、まだ一般人の海外渡航が珍しかった 1952 年、視察旅行で訪れたアメリカで出会った照明文化です。
当時電気製品の卸を行っていた当社は、日本で始まろうとしていたテレビ放送に向け、テレビの買い付けのためにアメリカに渡りましたが、テレビよりもあかりの美しさが印象に残ったと当時の経営者は言います。 ホテルや住宅の窓から漏れる温かな光のコントラストは、単純な明るさや器具の美しさに留まらない、空間を美しく見せる光を追求する原動力となりました。
また、デザイナーとの協業による照明開発も当社のものづくりに欠かせない要素です。その源流は1960 年代、YAMAGIWAがヨーロッパで出会ったある建築家に遡ります。 彼が日本向けの照明として送ってきたデザインは、使う人のみならず製造過程まで精緻に検討されており、熟練技術者をも唸らせるものでした。 この経験を通して、当時の経営陣は製品に込められたデザイナーの想像力や創造性を思い知り、今日のデザイナーの意図を尊重した製品開発へと繋がっています。
以来 YAMAGIWA は、協業するデザイナー、建築家の高い要求に応えるべく、日本の職人に支えられた技術力を長年にわたり磨き続けてきました。 その一つの成果がフランク・ロイド・ライト財団とのパートナーシップです。 財団は伝説的建築家、フランク・ロイド・ライト氏の数々の建築遺産を管理するだけでなく、家具、ファブリック、テーブルウェアといった、建築の要素として生まれた数多の作品の復刻生産を行っています。パートナーに各分野のリーディングブランドが選ばれる中、当社は技術力やデザイナーとの関係性を評価され、財団から強い要望を受けて照明分野の復刻に着手することになります。
財団の全面的な協力のもと、何度もアメリカへ通い、現存する図面や現地調査など、厳正な調査を行いました。試作検査には数多くの困難がありましたが、1994 年に製造・生産開始に漕ぎつけました。 当時復刻された 12 種の照明はニューヨーク近代美術館でも展示され、高い評価を受けています。
デザイナーとの協業、美しい光の普及というミッションは現在も様々な事業に通底しています。 世界的建築家、伊東 豊雄氏と 2007 年に発表した「MAYUHANA」は YAMAGIWA を代表するベストセラーであり、吉岡 徳仁氏と発表した「ToFU」「Tear Drop」はニューヨーク近代美術館にも所蔵され、根強い人気がある商品です。
近年ではフランク・ロイド・ライト氏のスタンド照明「TALIESIN 2」を、日本を代表する建築家・デザイナーが再構築する財団公認プロジェクト「HOMMAGE TO FRANK LLOYD WRIGHT」も実施。 皆川 明氏、永山 祐子氏、坂 茂氏らの協力のもと、新解釈のTALIESINが登場しています。
YAMAGIWA のコーポレートヴィジョンは”The Art of Lighting”というフレーズで表わされます。明るさという機能に留まらず、良質な光で暮らしを豊かにする「あかりの芸術」を発信することこそが、当社のミッションであり、ひいてはオンラインストアの目指す未来です。