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YAMAGIWAについて
ルイスポールセンは1874年、デンマークで設立された世界的照明ブランド。1920年代から始まった、気鋭のデザイナー・建築家のポール・ヘニングセンとの協力関係を礎とし、現在まで「光を形づくる」をテーマに機能的で美しいデザインを追求しています。氏のイニシャルであるPHを冠した照明シリーズはグレア(不快な眩しさ)を抑え、光の反射や拡散をコントロールすることで、空間の美しさをひきたてることで知られています。まだ日本法人がなかった70年代初期、YAMAGIWAはデンマーク本国のルイスポールセンと契約し、日本への直輸入を開始。72年には照明総合カタログに製品を載せ、国内に紹介しました。またPH 5が「ノックダウン方式」だった時代はYAMAGIWが国内での組立てを担い、一部パーツ生産にも携わるなどその関わりは多岐に渡ります。法人の設立以降も、世界に冠たるブランドのライティング・セオリーの普及のため近密な連携を行なっています。
#02北欧、ルイスポールセン流のあかりの楽しみ方
PICK UP
#01北欧の名作照明「PHランプ」誕生秘話
#03未来へと続くルイスポールセンの挑戦
照明専門会社「YAMAGIWA」と、北欧照明のリーディングブランド「Louis Poulsen」。両社の長年にわたる連携から実現した特別対談企画です。ブランドを日本での草創期から支え続けた、ルイスポ-ルセン ジャパンスタッフ 荒谷 真司氏をゲストにお迎えし、3回にわたってブランドの来歴や今後についてお話しいただきました。中でもルイスポールセン照明の実践的な活用術を、荒谷氏自身のお宅をサンプルに解説した#02は、すでにご購入済みのお客様も、検討中の方にも必見の回となっています。
近代照明の父とも称される照明デザイナー、ポール・ヘニングセンの代表作、PH 5。対数螺旋のセードと内部の反射板が織りなすあかりによって人にとって心地よい空間を演出するよう設計されています。
世界で最も美しい陰影を生み出すペンダントと称されるPH スノーボール。8枚のマルチシェードは、内包された電球の光をなだらかで心地よいものに変え、室内に光のグラデーションを生み出します。
PH 2/1は、3枚シェードのPHランプシリーズのなかで最も小さく、キッチンの照明としても最適です。眩しさのない心地よい光を生むために、すべてのシェードの内側はフロスト加工を施されています。
パンテラは60年代を代表するデザイナー、ヴァーナー・パントンが手がけた照明シリーズ。有機的なフォルムのシェードから柔らかな光を拡散します。近年ポータブルランプ化され、新たなファンを獲得しています。
ヴィルヘルム・ラウリッツェンが手がけた照明群、VLシリーズ。中でもVL45ラジオハウスは人気のモデルです。乳白ガラスで設えられた柔和な印象のシェードが、柔らかな拡散光と下向きの直接光で空間を彩ります。
AJ オックスフォードは、英オックスフォード大のため、アルネ・ヤコブセンが1963年にデザインしたテーブルランプ。ステムとシームレスに繋がるベースや、円盤状のシェードが無駄なく配されたシャープなフォルムが魅力です。
ルイスポールセンを象徴する照明デザイナー、ポール・ヘニングセン。1894年デンマークに生を受け、生涯を通して200種類以上の照明を生み出しました。ヘニングセンは明るさのみを追求する機能照明から、人の生活に快適さや福利をもたらす「良質な光」を追求する照明へと舵を切った最初期のデザイナーであり、それゆえに「モダン照明の父」と呼ばれます。
ヴァーナー・パントンは1926年生まれの建築家・デザイナーです。デンマーク王立美術院で建築を学び、卒業後はアルネ・ヤコブセンのオフィスに勤務。自身の事務所設立後はルイス・ポールセン、フリッツ・ハンセンなど世界的ブランドから数多くのインテリアを発表しました。彼のデザインに通底するテーマは「色」。代表作のパンテラにも幅広いカラーバリエーションが存在します。
ヘニングセンはPHランプを「包括的な照明システム」と捉えており、施設の全体照明あるいは住宅のダイニングシーンなど、空間それぞれの需要に合わせ、光の拡散方向を巧みにコントロールするためにシェードの比率を調整しました。PHランプの数字はこの調整を表しています。 ■︎ PH 3/3 のように数字が1種類のモデル(基本型) シェードの直径が「3:2:1」の比率で構成された基本形で、下方向に多くの光が届くように設計されています。数字はトップシェードのサイズを表し、PH 3/3 の場合、直径約30cmです。 ■︎ PH 3/2 のように前後で数字が異なるモデル(ハイブリッド型) シェード比率に調整を行ったものです。この場合PH 3/3 のトップシェードと、PH 2/2 のミドル・ボトムシェードを取り付けており、PH 3/3 よりも横方向に光が拡散するようになっています。また、器具高が抑えられるメリットもあります。
毎年秋に発表されるルイスポールセンの限定モデル。琥珀色のカラーガラスを採用した、あたたかでノスタルジックな光のスタンドシリーズや、アール・ヌーヴォーを思わせる有機的な曲線が美しいテーブル照明など、スタンダードモデルにはない魅力を備えた特別なあかりが、ファンを魅了しています。※現在は生産が終了しています。