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アドリア海に浮かぶヴェネチアンガラスの産地に着想を得たプリミティブなネストべース|エンツォ・マリ
Product ID 461DE3019D1
Brand ダネーゼ
Designer Enzo Mari
Category 花器
[461DE3019D1]
納期:約1週間(メーカー欠品時除く)
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Enzo Mari(エンツォ・マリ)が手がけたコンビネーションフラワーベース 、Vetro Murano。マリはこのプロジェクトにあたり、ムラーノ島の伝統的な吹きガラスの技術をリサーチし、その要素から4つの形態を定めました。高さと経、あるいは色の異なるガラスパーツは一番外のパーツ以外は筒状になっており、あえて固定せずに重ねあわせることで絶妙な色のコントラストを生み出します。花を活ける花器としての使い方はもちろん、オブジェとしても非常に美しいプロダクトです。 ヴェトロはイタリア語でガラス、ムラーノは島の名前です。ムラーノ島はヴェネツィアに近い小さな島で、ヴェネチアンガラスの産地として知られています。
●サイズ:約Φ170 H380mm●ムラーノガラス
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イタリアにおけるプロダクトデザインの象徴的デザイナー、Enzo Mari(エンツォ・マリ)。イタリアン・デザインを世界へと発信した巨匠であり、1977年にはイタリア工業デザイン協会の会長も務めています。その功績は世界的デザイン賞、コンパッソ・ドーロに4度輝いていることにも現れており、20点を超える作品がニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久所蔵品に選定。ここ日本でも東京国立近代美術館工芸館に磁器作品が所蔵されています。デザイナーとして以外にも評論家・理論家だった彼は、デザインの過程を精緻に分析し、ミニマルな構造と一貫した素材設計による独自のスタイルを確立し、モダンデザインに革新を巻き起こしました。
グラフィックデザイナーとしてのマリの代表作、ウーノ・ラ・メラ。身の回りにある自然物を、極限までシンプルなシンボルとして表現したコレクション「Serie della natura(自然シリーズ)」の一つです。りんごを大胆なフォルムに落とし込んだ今作は、とても半世紀以上前に生まれたと思えない普遍的なインパクトがあり、室内にアイコニックな存在感を演出します。
マリのデザイン手法における理論的な側面が現れた万年カレンダー、ティモール。曜日、月、日付を表すカードは中央のピボットに固定され、ユーザーが適切な日付を選択できるよう設計されています。
花を活ける器としての機能を再構築したフラワーベース、カミーチャ。側面に施されたスリットは、普段意識されない植物の茎や根に注目を集め、オブジェのような美しさを演出します。
1968年に発表されたフラワーベース、バンブー。その名の通り竹を思わせるフォルムは、工業生産品のビニールパイプを熱成形し、カットすることで生産されていました。2015年にはマリ自身の手によってセラミック版が制作され、形態が持つ生産上の意味は切り離され、より純粋にフォルムそのものに焦点を当てたデザインとして再設計されています。
Enzo Mari / エンツォ・マリ 1932年、ミラノに生を受けたプロダクトデザイナー、エンツォ・マリ。1952年ミラノ国立ブレラ芸術学院修了するとブルーノ・ムナーリの紹介でDANESEでプロダクトデザインを手がけるようになり、同ブランドに数多くの革新的デザインプロダクトを残しました。他にもドリアデ、ザノッタ、ポルトロナ・フラウ、マジス、アルテミデなど数多の世界的なデザインブランドから作品を発表し、1967年と1979年、1992年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞。生涯ミラノにスタジオをかまえ製作活動を行いました。1976年から79年にかけてADI(イタリア工業デザイン協会)の会長を務めています。理論化・評論家・教育者としての側面を持ち、1950年代初頭から視覚心理学を研究。特に3次元空間の知覚と知覚的構造の構築に興味を示していました。。その実践は生産技術・デザインのイデオロギーおよび方法論を形にした諸作品に生かされ、のちにはパルマ大学視覚コミュニケーション研究センター、カッラーラ造形芸術アカデミー、ミラノ工科大学建築科で教鞭を執っています。緻密な分析に基づいたアプローチから導き出される、必要善から生まれる美しさがマリの作品の特徴であり、素材のもつ特性やそれを制作する職人の仕事のもつ意味を追求したデザインを数多く残しました。