1959年ロンドンに生まれる。ロンドン王立芸術学院(ロイヤルカレッジ・オブ・アート(RCA))でファニチャーデザインを学ぶ。在学中よりその優れたデザインは注目を浴び、85年の卒業展では高い評価を受けた。 86年ロンドンに自身のスタジオ「オフィス・フォー・デザイン」を設立。自宅用にデザインされたインテリアが多くのメディアに掲載され、世界的デザイナーとしての地位を不動のものとしていく。 同86年、ドイツ・ベルリンのDAADギャラリーで開催された展覧会のためにプライウッド製のイスを製作。研ぎ澄まされたデザインだけでなく、程よい弾力性を持つ座は座り心地がよい。 現在までに多くのクライアントと共に活動し英国のSPCをはじめ、イタリアのカッペリーニ、マジス、アレッシー、スイスのヴィトラ、ドイツのローゼンタールなどグローバルに活動を展開。 98年よりRCAのデザインプロダクト学科の講師を勤める。ドアハンドルでドイツのナショナルプロダクト賞を、96年ドイツ・ハノーバー2000EXPOのためのトラムでiF賞など受賞多数。 2001年7月、ヤマギワにおいて「ジャスパー・モリソン展」開催。フロス、マジス、カッペリーニ等の作品の展示と、同氏の講演会が行われる。